アメリカカジノは公営ギャンブルなのか?

カジノとして有名な都市といえばアメリカのラスベガスですが、アメリカは合衆国という連邦国家であるため各州によってギャンブルに対する法律上の扱いが異なっています。そのためアメリカでカジノがあるのは23州で、ラスベガスにあるネバダ州はもっとも早い時期である1931年にギャンブルが合法化されたため、現在のラスベガスのような一大カジノシティが形成されています。また、2番目に合法化されたのはニュージャージー州で、こちらは州の保養地として有名なアトランティックシティ限定となっており、1980年代まではこの2州しかカジノがありませんでしたが、その後ギャンブル合法化ではなく税収や地域振興を目的として次々とカジノが解禁され、現在では23州でカジノを楽しむことができます。

 
一方、アメリカの場合には、カジノは公営ではなくすべて民営で行われている点も特徴的です。新興国では公営として直接国家が経営に関わっている国も多くありますが、アメリカは民営ですので、カジノゲーム以外にもエンターテイメントなど総合的な娯楽を提供することを目的としているところが多く、その点で現代においてもラスベガスが人気のエリアとなっている理由となっています。そのため、ラスベガスへの訪問者数は1年間に4300万人近くが訪れ、日本人も多くが訪れているエリアとなっているのです。
 

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